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休憩室の重要性(福利厚生の充実)

現在の強力な売り手市場に対応していくには、もはや給与面の改善だけでは有効な対策とは言えず、いかに魅力的な福利厚生を充実させることができ、この会社で働きたいと思ってもらえるか?というポイントが特に重要な時代となってきました。今回は、各求人会社が、勤務先の休憩室に関する調査を実施した結果を集計しましたので、ご案内させて頂きます。

 

(なくても困らないが、あると嬉しいアイテム)

 

空気清浄機/加湿器/ウォーターサーバーオフィスグリコ/ドリンクバー/コーヒーメーカー/酸素カプセル/仮眠室/分煙マッサージチェアスマホ充電器/Wi-Fi/鍵付個別ロッカー/フリーiPad/水槽/テレビ/音響/使い捨て歯磨きセット/雑誌類/ファブリーズ/シャワー室/社員食堂/ダイエット器具/座り心地の良いソファ/給湯室/カップ麺などの軽食販売

 

(最低限そろえてほしいアイテム)

 

冷蔵庫(冷凍庫付)/レンジ/ポット/ゴミ箱/棚/貴重品金庫/イス/テーブル

 

(こういう休憩室は嫌だと思うこと)

 

イスがない/イスが硬い/空気が汚い/タバコの煙で真っ白/狭い/臭い/換気扇がない/窓がない/テーブルがない/常に店長や幹部がいる

 

(1回の休憩時間に関する希望)

 

最低10分単位でほしい/5分は短くて休憩にならない/毎時休憩がほしい/トイレは休憩時間以外に行けるようにしてほしい/休憩室が遠く往復の時間はカウントしてほしくない

 

(まとめ)

 

働く従業員にとっては、唯一心の休まる時間が休憩時間となります。中には理不尽なお客様も来店され、従業員も少なからず接客ストレスをかかえております。これから少子化も進み、更に採用状況は厳しくなっていくと予測されている中で、来店されるお客様と同様に、働いてくれる従業員にも配慮して、快適な職場環境を作って行くことが、離職問題の解決を含め、大きな課題と考える経営者も増えてきております。

 

従業員に直接、何があれば嬉しいか?とヒアリングしても、多くの場合は本音がでず、「言ってもムダ、どうせ経費では買ってもらえない」と考えている従業員が多いのですが、関係のない第三者がアンケートを取ると、このように本音が聞き出せます。

 

採用においては、少なくとも従業員が会社の自慢できることを誰もが即答できる状態にない限り、根本の解決は難しいと分析できます。逆に従業員の心をつかめば、紹介で人が集まると考えられます。