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採用できない原因の分析

さまざまな業種の企業様の採用を代行させて頂いておりますが、採用ができない原因の分析結果をご案内させて頂きます。採用問題を解決するには、原因の特定が最優先課題となります。

 

【事例】

 

  • 応募数が少なく採用に至らない。 ⇒ 求職者の希望と、募集要項にミスマッチが生じている。
  • 応募数が少ないが何とか採用できている。 ⇒ 少ないながらも企業努力でカバーできている。
  • 応募数は多いが、採用に至らない。 ⇒ 求人媒体が原因ではなく、掲載企業側に問題あり。
  • 応募数が多く、採用もできている。 ⇒ 人気職種等はこのケースに該当することが多い。

 

☆ 上記の事例に該当順位をつけた場合、①>③>②>④ となります。

 

◆ ①が多いことは言うまでもありませんが、意外にも③に該当する企業が多いことが判明しました。

 

◆ 応募を改善するためには、求職者の動向を知り、採用基準や募集要項の見直しが先決となります。

 

  • ①と②と③の違いを分析したところ、応募受付から採用通知までのフローに大きな違いがありました。

 

◆ ③の場合、掲載企業が電話に出ないケースで、そもそも応募が来ていることすら把握できていない。

 

①と③の企業様に共通すること

 

  • 応募者が電話応募をしたところ、電話がつながらない。
  • メール応募を数日経過後に、まとめて対応している。
  • 応募から面接までの期間が4日以上空いている。
  • 面接時間が夕方以降に偏っている。
  • 採用通知を出すまでに3日以上かかっている。

 

逆に②の企業様に共通すること

 

○ 電話受付・メール受付・LINE受付を全て徹底している。

  • 応募者の都合を考慮した面接日時の設定を行っている。
  • 応募から面接までの期間が基本3日以内に徹底している。
  • 採用通知を面接中または、遅くても翌日中に出している。(通知する電話番号を知らせている)

【採用に困っている企業様からよく出る質問】

 

  • どこの求人媒体が良いか?
  • どの掲載プランが良いか?
  • どこを使えば求人費用を抑えられるか?

 

このような質問は、ほとんどの企業様から聞かれる事項となっております。

 

しかしながら、多くの企業様の採用できない原因は、上記のような媒体の選定ではないケースの方が、圧倒的に多い実情となっております。

 

【採用コストを抑える方法】

 

  • 上がった応募を確実にものにすること (応募から入社までの期間をできる限り短縮する)

 

  • 媒体選定も重要なポイントですが、対応の遅れによる取り逃しで、他社に流れることを防げるかどうかで大きく結果が異なってきます。

 

【売り手市場の鉄則】

 

  • 面接して採用したいと思った人材は、他社も同様に欲しいと思っている。
  • 応募者は同時に複数企業に応募をしていることを念頭に置いて進める。

 

※ 採用通知の遅れが、他社に流出してしまう要因となるため、できる限り早い判断が必要になります。

 

【まとめ】

 

労働者人口の減少や、求人倍率の上昇により、厳しい採用情勢であることは間違いありませんが、やり方次第で、採用問題を解決することは十分に可能だと考えられます。

 

最優先課題は、採用できない原因の特定となります。その原因に基づいて対策を打つことが重要です。

また、求人に掲載する前に、求職者の動向に沿った受入体制を整え、なおかつ応募受付体制を整えることが採用コストを抑える唯一の方法となります。また、同時進行で、定着率を高める施策も必須となります。