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食にまつわる福利厚生

食にまつわる福利厚生

 

最近は求人サイトから企業の募集案件を見ると、さまざまな福利厚生を目にします。

その度に、ここまでやらないと採用できないのかと、採用情勢の厳しさを痛感します。

 

さて、今回は福利厚生の中でも、最近よく目にするようになった 「食」 に関する福利厚生について、いくつか事例を紹介したいと思います。

 

★ 飲食店まかない (朝食支給/昼食支給/夕食支給/夜食支給)

 

まかないは、昔から飲食店の多くが採用しており、無料支給から一部負担まで、さまざまなものが存在しています。求職者目線では、多くの場合において、「無料支給=福利厚生」 と認識する傾向が強く、逆に一部でも負担がある場合の多くは、福利厚生とは認識していない方が目立ちます。ただし、ステーキを1食200円で食べられるようなまかないも実際に存在しており、このように市場価格よりも遥かに安価な負担で食べられるまかないについては、福利厚生という認識を持つ方が多いようです。

 

★ オフィスワーク (社員食堂/お菓子/フリードリンク/サプリや野菜などの栄養系)

 

代表的なのはオフィスグリコ系 (お菓子BOXから100円で購入できるようなもの) や、ウォーターサーバーの設置が増えてきていますが、最近では、水以外にコーヒーやお茶やジュースをフリー提供したり、残業の多い会社では、カップ麺を支給したり、お菓子やアイスを食べ放題で提供したり、100円で購入できる野菜BOXを設置するサービスなど、多岐に渡ってさまざまな福利厚生が出てきています。オフィスワーク系は、飲食店の仕事と違って、席に座った状態での仕事が続くため、眠くなったり集中力が途切れることも多く、休憩中にリフレッシュできる福利厚生が、業務効率のアップにつながり、生産性を上げると言われています。

 

以上、今回は福利厚生の一部を紹介させて頂きましたが、いずれも多少の導入費用や維持費用がかかるため、できるならば、生産性の向上で会社の利益につながる福利厚生が、企業と求職者の両者の利益になると思いますので、何か福利厚生を作りたいと考える企業があれば、まずは休憩時間に目を向けて、何があれば嬉しいか?ということから考えて行くことをお勧めしたいと思います。

 

最後に、気をつけなければならないことを1点あげます。

 

くれぐれもミスマッチにならない福利厚生にすることが重要です。企業側がメリットになると思って作った福利厚生が、従業員側からすると、何のメリットにも感じていないケースです。この場合、完全にムダな手間とコストになってしまうため、新たに福利厚生を作る場合は、従業員に喜ばれて、会社の利益にもつながり、長く継続できるものを意識した上で、導入することがポイントになります。