会社の魅力は何ですか?
会社の魅力は何ですか?
採用活動において最も重要なことは、求職者にとって、その会社で働くことに魅力があるのか?ということです。
求人募集をする前に、以下を従業員に聞いてみましょう。
「会社で自慢できることは?」
この質問に対して、いくつも出てくるようであれば、それを募集内容に記載すれば応募は増えます。(自慢できることに共感した人が応募)
逆に、何1つ出てこない場合は、どの求人に出しても応募が上がらないと言えます。
(応募するメリットがない/比較的、離職率も高め)
具体的に、採用がうまくできている会社の従業員は、以下のような回答をしています。
(一部事例)
【正社員編】
- 残業が一切なく確実に定時に帰れること。
- 好きな時に有給を取れること。
- 転勤がないこと。
- 明確な評価基準があること。
- 会社からPCとスマホが支給されること。
【アルバイト編】
- シフト希望が100%通ること。
- ネイルやピアスが自由なこと。
- スマホ台を毎月支給されること。
- 休憩中も給料が支給されること。
- 短時間で高収入なこと。
上記のように、既存の従業員に問いかけた際に、迷わず瞬時に回答が出る状態が整っていないのに、求人募集を開始するケースは、大半の場合うまくいきません。
例えば、飲食店の場合、集客するために工夫して来店してもらえるように、さまざまな試行錯誤を繰り返すと思いますが、採用においても人を集めるという面で共通しています。
集客と同様に、採用においても工夫が必要です。
売り手市場は、簡単に言えば、求職者数よりも募集企業数の方が多い状態です。
多くの企業が少ない求職者を取り合っている状況であり、求職者はより良い条件の会社を選べる状況にあることから、売り手市場における採用で、何の魅力もなければ、まず人は集まりません。
会社の魅力とは、例えば、給与・時間・立地・雇用形態・福利厚生・どんな人が働いているのか・やりがいのある仕事か・長く続けられそうかなど、さまざまな要素があります。
採用活動の第一歩として、まずは 「会社の自慢できることは何なのか?」 ということを最初に考えることが必須となります。
この会社で働きたいと思わせることが重要になります。