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求人アクセス数から分かること

求人アクセス数から分かること

 

 

WEBで求人を出せば、自社の求人原稿に、どのくらいの求職者がクリックして閲覧したのか?というアクセスデータが出ます。(求人会社に問い合わせれば教えてもらえます)

 

まず、応募を増やしたいと思ったとき、少なくとも見てもらえる人数が多いに越したことはありません。

 

このアクセス数を増やすこと自体は、応募数を増やすよりも簡単なことです。

 

単純に、求人各社の高額な上位掲載プランを使えば、アクセス数は必然的に上がります。

 

しかしながら、アクセス数が多いだけでは応募数が増えるとは限りません。なおかつ、上位プランはコストがかかります。

 

上記のように、アクセス数は上がったのに、応募数が増えなかったというケースにおいて、多くの採用担当者は、次は別の求人会社に依頼してみようかなとなりがちです。

 

この判断が誤っています。

 

アクセス数が多い時点で、求人媒体の掲載プランが悪いのではなく、中身(募集要項)が悪いと認識する必要があります。

 

また、応募転換率という指標で図ることができますが、アクセス数から応募ボタンを押した求職者の割合を見て、数値が低ければ低いほど、求職者目線では魅力のない仕事に見えていると言えます。

 

逆に、中身(募集要項)に魅力がある場合は、単純にアクセス数を増やすだけで、更に応募増が見込めると言えます。

 

重要なことは、魅力のない募集のまま掲載プランを上げたところで、良い効果は得られないということです。

 

採用問題を解決するためには、求人会社はどこが良いのか?ということよりも、自社の募集内容が、求職者にとって魅力に感じるものなのか?ということを振り返ることが近道になります。

 

募集要項を変更するという作業は、社内的にも手間や時間がかかるかもしればせんが、これを避けて各求人会社の掲載プランにばかり目を向けていては、解決が遠のきます。

 

もちろん、募集要項についてアドバイスするのが、求人会社の役目でもありますが、細かいアドバイスをもらえる企業は、多くの場合において、毎月多額の掲載をしている企業です。

 

ビジネスの観点から見ると、安いプランと高いプランでは、必然的に高いプランを利用する企業の方が、求人会社から質の高いサービス(採用ノウハウ)を受けることができます。

 

ただし、求人にそんなにお金をかけられないケースの方が多いため、結局は採用担当者自身が、独自で勉強してノウハウを蓄積する以外にありません。

 

ノウハウを買うのか、自力で勉強して安く抑えるのか?

 

いわゆる、お金をかけるのか、手間を取るのか?

 

採用に困っている場合は、どちらを選択してやるのかを決めてから採用活動を行う必要があります。