有給休暇の取得
<有給休暇の取得>
最近では、有給休暇の取得義務化などで、取得率が上昇傾向にあります。
要因は、ニュースで度々話題になっていることと、お金よりも休みを優先する若者が増加していることが考えられます。もう一つは、有給休暇の取得を求人原稿に打ち出す企業が増えたことも大きく影響していると考えられます。
若者の採用の基準となっているワードが、最近では「有給休暇はあるのか?」「ブラック企業ではないか?」など、最近では敏感な求職者が増えてきました。こちらもメディアの影響だと考えられます。
企業は、有給休暇の取得率が上昇することによって、更なる人材不足とコスト増が予測されます。
しかしながら、これだけ人材不足が進行する中で、待遇面の改善で有給取得100%可能などと打ち出している企業が少し増えてきました。
求人原稿で有給取得をアピールすることで、応募数の増加が見込めます。
結果的には、採用単価が下がったという企業も多数あります。
今回、重要となるポイントは、これまでの常識の範囲にとらわれず、さまざまな視点において考えることが必要だということです。
有効求人倍率の変化に伴い、求職者の求めるものも変化し続けています。
それに応じて、採用における対策も刻々と変化させていく必要があるため、これまでと違った新たな発想やアイディアが必要になります。
今回、有給の説明をさせて頂いた理由は、今時点では有給取得を求人掲載することで応募効果が得られるということです。今後多くの企業が同様に掲載し始めたら効果はなくなります。
長くは使えませんが、今打てる有効対策の一つとなります。
具体的な取得率まで表記してはじめて効果が出る対策となります。