採用できない企業の致命的な事例
応募が上がったのに取り逃していませんか?
今回は、採用に苦戦している企業に共通する事例を紹介させて頂きます。
該当する項目があれば、見直すことで改善が見込めます。
○ 求職者が応募してから企業が連絡するまでの間隔が長いケース
求職者の大半は、すぐに働きたい方が多いため、最低でも応募から12時間以内に連絡するように心がけて下さい。仮に早朝の応募であれば、6時間以内に連絡を入れなければ、他社へ流れてしまい取り逃す可能性が高くなります。
○ 応募日から面接日までの間隔が長いケース
上記同様に、すぐに働きたい求職者を取り逃さないために、できるだけ応募日から3日以内に面接を設定しましょう。それ以上間隔が空いた場合、面接来社率が低下します。
(求職者の希望で間隔が空くケースは除く)
○ 面接日時を企業が一方的に決めるケース
できるだけ応募者の都合に合わせて希望を聞きましょう。
応募者は複数社に同時に応募している可能性が高いため、融通の効かない会社で働きたいとは思いません。
○ 面接を遅い時間帯に設定するケース
フリーターと主婦の応募は、午前11時~午後15時以内に完結するようにしましょう。
面接時間が早すぎても遅すぎても、来社率が低下傾向にあります。
学生においては、学校が終了してからの面接を希望するケースが多いため、17時~20時ぐらいの時間帯に設定しましょう。
○ 上から目線で面接するケース
売り手市場においては、求職者が会社を選べる時代です。
面接官が求職者から面接されているという姿勢で望んで下さい。
会社を選ぶのは求職者です。選ばれる面接を心がけましょう。
○ 採用通知が遅いケース
面接当日または、遅くても翌日中には、採否の連絡をしましょう。
複数社に応募している求職者が多いため、採用したいと思った人材は、他企業も同様に採用したいと考えますので、採用通知に数日もかかるようであれば、他社に流れてしまいます。また、採用通知を電話で連絡する際には、あらかじめ、電話番号を求職者に伝えておきましょう。(知らない番号からの着信には出ない方が多いため)
不採用の通知を出さない企業もありますが、面接にわざわざ来社して頂いているため、何の返事もしない会社はマナーが悪いと他言されかねませんので、メール等でもかまいませんので、不採用の場合においても理由を添えて対応することが推奨です。
いかがでしたか?
せっかく応募が上がっても、上記の事項で採用できずに取り逃してしまえば、何のために採用活動をしているのか?となってしまいます。
求人原稿の内容だけではなく、応募・面接・入社・退職まで、しっかり求職者目線で親切に対応していかなければ、人は集まりませんので、該当する項目があった場合は、早急に改善して頂くことをお勧めさせて頂きます。