採用支援㊙️ブログ 

採用担当者様向けブログ

面接来社率の分析と対策 パート①

◆ 面接来社率の分析と対策

 

面接設定をした後に、面接に連絡なしで来社されないケースが年々増加傾向にあります。最近ではネット主体の採用活動をしている企業が8割以上となり、求職者はスマホ片手に、簡単に応募ができる時代になりましたが、同時に簡単にキャンセルをする求職者も増えてきております。今回は、面接来社率が悪い場合に考えられる4つのポイントをご説明させて頂きます。

 

① 応募者の希望に沿った面接日時の設定ができていないケース

基本的に、応募者の都合で面接を組む場合と、店舗の都合で面接を組む場合を比較すると、後者の方が、圧倒的に面接来社率が低くなる傾向にあります。推奨となる設定日時は、平日11時~15時に設定をすることで、ある程度来社率が改善されるデータが出ております。応募者の希望が上記時間帯に該当しない場合は除きます。特に注意が必要な応募者は、面接はいつでも良いですと返答される方となりますが、その場合に店舗都合で組みがちですが、その際には、できる限り平日11時~15時に誘導することで、改善が見込めます。

 

② 応募日から面接日までの日数が長いケース

売り手市場であることから、求職者は複数の企業に応募している可能性が高いと考えられます。直近では、平均2社~3社に同時応募しているデータが出ており、応募者の希望でない限りは、できるだけ最短で組むことが推奨となります。応募日から面接日までの期間が3日を超えると、来社率が極端に落ちます。そのため、できる限り早めに組むことが推奨となります。

 

③ 勤務地と面接地が異なるケース

実際の勤務地と面接場所が異なるケースは、正社員の募集を除いて、来社率が少し下がります。求職者は、勤務地の場所をイメージして応募されるため、応募の段階で、面接場所が異なる説明を受けた場合、その時点では了承したように見えますが、面接当日に来社しないケースがございます。そのため、できる限り、勤務地での面接設定が推奨となります。

 

④ 本命ではない応募のケース

これは、来社率に最も影響すると考えられるケースで、応募者が「滑り止め」で応募されるケースです。滑り止め見抜くのは難しいですが、応募者の都合で面接日が応募から3日以上空いているケースの場合、その可能性が高くなります。(学生やWワークは除く)

また、「週5日・土日祝OK・早番遅番OK」の条件で応募される方は、仕事を探す上で、複数に同時応募される方が特に多く、本命の企業で採用されれば、滑り止めの面接がムダとなり、来社されない可能性が高くなります。この場合、面接である程度うまく聞き出しておく必要がございます。

 

以上4つのポイントで来社率は変動しますが、最低でも①~③を徹底することで改善が見込めます。