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正社員募集における「120」という数字

正社員募集における「120」という数字

 

2020年4月1日を起算日として、1年間の土日祝日の合計を数えると120日になります。

 

この数字は、正社員の仕事を探す求職者にとって、120日休めるなら、ある程度は満足できるという基準値となります。

 

有給休暇の取得義務化など、時代の流れは働き方改革に向いており、今後も企業の年間休日数は増加すると想定されます。

 

採用において影響を受けるのは、年間120日など到底取得させることができないという企業です。

 

現代の時間優先型若者が多い中、単に給料を上げたところで休みが少なければ、この会社で働きたいとは思ってもらえません。

 

特にサービス業界で見れば、年間休日数は、100日未満の企業が大半を占めており、採用情勢においても、求職者と大きなミスマッチが生じています。

 

厚生労働省が発表している直近のデータによると、年間108日が平均値と出ています。

 

今後の採用対策としては、年間休日数を増やすことがカギを握りますが、休みを増やせない企業の場合、休み以上の魅力がなければ話になりません。

 

このブログでも何度か紹介させて頂きましたが、福利厚生の充実は特に重要になります。

 

募集企業と求職者の間に起きているミスマッチを解消しなければ、採用問題は解決しないと言えます。

 

有効求人倍率から、人手不足が深刻化していることは明白ですが、集まるところには集まっており、極端な応募格差が生じています。

 

人材不足に陥ってから対策を打っても遅いため、現時点で人員が充足していても、不足した場合に備えた社内整備を先に進めることが重要になります。