最大のミスマッチとは?
最大のミスマッチとは?
売り手市場における人材不足が続いていますが、採用ができている企業とできていない企業には、明確な違いが見られます。
それは、企業と求職者の間に起きているミスマッチの程度に差があります。
そもそも完全にミスマッチがないということは考え難く、何かしらのミスマッチがある中で、求職者が納得して応募するかどうか?ということです。(ミスマッチをカバーできるだけの他の魅力があるかどうか)
さて、今回はタイトルの通り、最大のミスマッチとは何なのか?ということをお話したいと思います。
答えは簡単です。
★ 募集企業
⇒ 単に給料を上げれば採用できると思っている企業が多い
★ 求職者
⇒ 希望する休みが取れて、希望する勤務時間に働ける会社を優先する方が多い
上記の通り、募集企業と求職者の間で、ミスマッチが起きているケースが多いことで、いくら募集をかけても採用できない企業が増加傾向にあります。
一昔前のように、単に高収入というだけでは採用ができない時代となっています。
もはや給料が高ければ採用できるという時代では無くなっているにも関わらず、未だに多くの企業は、給料が安いから人が集まらないと思っている方が多いということです。
このミスマッチを認識した上で早くから対策を打っている企業は、人材不足と言われる現状でも、さほど困っていません。
現状で募集をかけて採用に苦戦している場合、どのような募集に応募が上がっているのかを見てみると参考になります。具体的には、バイトルドットコムのサイトに出稿している案件に、応募バロメーターの表示が出ているため、応募数の多い企業の募集要項と自社の募集要項を比較してみて下さい。
比較する際には、給与ではなく、それ以外の全てを比べてみて下さい。
他社の採用状況を分析することで自社採用のヒントを得ることができます。
ミスマッチの程度を小さくする対策を打つことが採用の近道となります。