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再び採用難の時代に突入

再び採用難の時代に突入

 

人材を募集する企業にとって、採用しやすい時期と採用しにくい時期があります。

これはシンプルに、「募集企業数と求職者数のバランス」で変化し、一般的には求人倍率といったワードで指標が出ています。

 

コロナ前 (~2019年) → 募集企業数 > 求職者数 (売り手市場)

 

コロナ禍 (2020年~2021年前半) → 募集企業数 < 求職者数 (買い手市場)

 

これから (2022年~) → 募集企業数 > 求職者数 (売り手市場)

 

※ 採用が難しい = 募集企業数より求職者数が少ない状況

 

2020年以降のコロナ流行後には、緊急事態宣言や、まん延防止等で多くの企業が経済的なダメージを受け、一時的に採用を控える動向が目立っており、求職者数が上回ったことにより、募集していた企業にとっては比較的採用がしやすい傾向が1年ほど続いていました。

 

そして感染人数が減少した今、これまで休業等で採用を控えていた企業が緩やかに求人募集を再開する方向に向かっています。(特に飲食業界)

 

現在の感染人数が低い推移を続けた場合、新たな経済対策が進むことで、未だ停滞中の観光業界も採用を再開する時期が来ると考えられます。(感染人数次第では、来年のGW前には強力な売り手市場になっている可能性も)

 

そして近いうちにコロナ前のような採用難に戻るのでは?と言われていますが、おそらく一時的にはコロナ前よりも採用が難しくなることが考えられます。

 

例えば、コロナ前は退職者の補充で若干名の採用でよかった企業も、休業中に従業員の解雇などを進めた企業にとっては、再開に合わせて大量に採用が必要になる状況になるところも出てきます。

 

1企業あたりの採用必要人数で見た場合、コロナ前よりも採用人数が多くなる見通しだと回答した経営者も多く、これから近いうちに再び採用難の時代に突入する可能性が高いと想定されます。

 

コロナ前とコロナ禍では求職者の仕事の探し方や優先順位も変化しているため、これからの採用難に向けてリサーチと対策が急務となります。