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よく見かける入社祝金などの特典

よく見かける入社祝金などの特典

 

求人募集の中には、入社祝金の記載をしている企業が一部ありますが、こういった入社特典が年々増えてきている背景には、採用難易度が高くなっていることを意味しています。

 

他にも、入社から1ヶ月間だけ高時給にする企業なども見られます。

 

今回は、入社祝金などの特典を求職者はどう見ているのか?という観点から紹介したいと思います。

 

まず、入社祝金といってもピンキリで、高い企業は数十万円で出しています。

 

求職者目線で、入社祝金の金額が高ければ高いほど、仕事がきついのではないか?離職率が高い職場環境なのではないか?などと感じる方が多いようです。

 

こういった入社時の特典は応募数UPに繋がるのか?

 

直近のデータから分析すると、何も無いよりは良いが、金額が高すぎても応募に直結しないアクセス数だけが増えるというデータが見られます。

 

仮に、このような入社特典に費用を使えるのならば、見せ方をもっと工夫した方が望ましいと言えます。

 

一般的には入社祝金というワードそのものが、珍しいものではなくなっており、求職者にとって魅力に感じるものではなくなってきています。

 

具体的には、入社祝金というワードを使わずに、違う項目で記載することです。

 

では、他企業様で実際に出ていた内容を紹介したいと思います。

 

★ 入社祝金5万円で募集していた企業様が違う見せ方で募集して応募数がUPした事例

 

◆ 採用ターゲット:20代のフリーター

 

  • 初回給与までの生活サポート (30,000円)
  • 入社月のみスマホ代支給 (10,000円)
  • 入社1ヶ月間のみランチ代支給 (10,000円)

  合計50,000円

 

これまで入社祝金を5万円に設定して募集しても応募が上がらず、5万円の見せ方を少し変えたことで、応募数がUPした事例などがいくつもあります。

 

入社祝金は、すでに沢山の企業が導入していることから、差別化としては有効とは言えなくなってきているため、同じコストを使うのであれば、求職者目線で魅力に感じてもらえる内容で設定する方が、良い結果が出やすくなります。(他と同じ入社祝金で出せば同じ土俵で金額の高低を比較されます)

 

募集内容が、企業と求職者でミスマッチしているケースが多いため、入社祝金5万円で反応が悪いから、10万円にしてみようかなといった、根拠の乏しい対策を打つよりも、求職者にとっては長期的なメリットの方を重視する傾向が強いため、使えるコストの範囲内で魅力のある福利厚生に投資した方が、採用だけではなく、離職防止対策にもつながります。