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インセンティブポイント (福利厚生編)

インセンティブポイント (福利厚生編)

 

最近では、ユニークな福利厚生が増加傾向にありますが、弊社では数年前から、インセンティブポイントシステムを導入しています。

 

簡単に言えば、社内通貨を作り、何かを達成した時に毎月ポイントとして付与します。(1ポイント=1円)

 

獲得したポイントは、いつでもアプリやPCから賞品に交換することができます。(アイテム数2万点以上)

 

弊社が利用しているのは、ベネフィット社のシステムを導入していますが、従業員目線から見ると、給料以外に得られる報酬として、付加価値の一つと認識されています。

 

採用が難しいため、時給を上げると想定した場合、既存従業員の時給も上げざるを得ないため、人件費の大幅な増加は免れられません。

 

できれば、時給を上げずに何とか採用したい!と考えることが一般的だと思いますが、コストのかからない福利厚生だけでは、応募数が劇的に改善するには至らない可能性が高いため、できるだけ低コストで福利厚生を充実させるための一つの手法として、インセンティブポイントシステムを活用する案を紹介したいと思います。

 

まずは、どのような達成においてポイントを付与するのか?

 

これは、業種ごとにさまざまな設定が想定されるため、基本的にはムダ金にならない付与項目を設定することが基本となります。(求人応募を増やす/離職率を下げる/モチベーションを上げる目的など)

 

例えば、1ヶ月皆勤した場合や誕生日など、できれば付与項目を多く設定することが重要になります。

 

もう一点重要なのは、付与ポイントの高低よりも、毎月コンスタントに付与できる項目設定をすることです。(たまにしか得られないポイントの場合、あまり魅力的に感じられないため)

 

このインセンティブポイントシステムを活用することで得られるメリットは、使い方次第となります。

 

うまく活用できれば、前述した通り、求人応募数の増加や、離職率が低下する成果が出せます。

 

しかしながら、使い方を間違えれば、悪影響も及ぼします。

 

例えば、管理者が気に入った従業員だけに多く付与したりしてしまえば、せっかくの良いシステムが、ムダになってしまうこともあります。

 

あらかじめ、細かいルール設定を準備してからの導入が望ましいと言えます。

 

次に、このシステムのデメリットについては以下となります。

 

○ 従業員がポイントを賞品に交換した時点で所得となり、給与計算時に現物支給で課税となるため、経理的な処理に少し手間が発生します。

 

○ ポイント付与の項目を増やしすぎると、毎月集計して入力する手間がかかります。特に従業員数が多い会社では、導入前に入念に検討された方が良いと思います。

 

○ 多少のコストがかかる (付与ポイント次第)

 

弊社では、株式会社アベブの社名から、社内通貨の名称をAVEPO (アベポ) と名付けておりますが、社内通貨の名称は自社で設定ができるため、他社との福利厚生の差別化としては、時給を上げるよりも低コストで魅力のある福利厚生を実現できます。