売り手市場における面接のポイント

2019年現在、有効求人倍率の上昇に伴い、売り手市場へと加速しつつあります。

サービス業の職種におきましては、もはや求職者にとっては、選び放題の状況となっております。よりよい条件で受け入れてくれる会社へ流れていきます。ここでいう「よりよい条件」というのは、大きく分けて、給与面と勤務時間の2つとなります。

一昔と違い、人材を選べた買い手市場の状況とは真逆の時代となっています。

ここでは、面接を行うにあたってのポイントをご説明させて頂きます。

‐面接者の使命‐

• 応募者に対して好印象を与えること
• 応募者の不安を取り除くための質疑応答を十分に行うこと
• 他に応募をしている企業の情報をヒアリングした上で、それ以上の魅力を伝えること

‐面接でのNG事項‐

• 採用できないと思っても、親切丁寧に面接を最後まで行うこと

面接で落ちた方は、落とされた会社の対応を、友達や知人に話す機会があります。

ここで適当に行ってしまうと会社のイメージが悪くなる可能性があります。

面接数が多ければ多いほど、不採用の数も増えますので、十分に注意を払う必要があります。

• 見送りをしないこと

事務所で面接をした場合、玄関(入口)までの見送りは必ず行うこと

• 上から目線での面接

応募者が来社してきたことへの感謝の気持ちを忘れずに、好印象を残すことを心がける

• 面接といえば、通常は応募者が企業に対してアピールする場となりますが、売り手市場の状況化では、特に企業側も応募者に気を使う必要があります。細かい部分までの気配りができなければ、他の会社へ流れていき、取り逃す可能性もあります。